
最近は、結婚式や披露宴を行わないカップルも増えています。結婚式を挙げない代わりに、ウェディングドレスや和装などの好きな衣装を着て写真を撮るフォトウェディングが人気となっています。
ここでは、披露宴とフォトウェディングのそれぞれのメリット、デメリットをご紹介します。
二人の新しい生活のためにお金を使いたい、新婚旅行にお金をかけたいなどお金の使い途は人それぞれです。
フォトウェディングは、費用をかけずに、結婚式の雰囲気を味わいたいカップルや結婚式を挙げるには抵抗があるけれどもウェディングドレスは着てみたいなどの希望がある場合にぴったりです。
フォトウェディングでは、撮影するロケーションを選ぶこともできます。
沖縄では、青空の下、白い砂浜が続くビーチでの撮影や、夕日が美しい時間帯にサンセットとともに2人のシルエットを残すこともできます。
南国らしい濃いグリーンの木々や鮮やかな色の花々に囲まれた写真など、2人の希望に合わせて好きな場所で、好きなポーズで写真を残すことができます。
好きな環境で、リラックスした状態で自然にこぼれ出る笑顔は、スタジオの撮影ではなかなか引き出せない表情になるはずです。
フォトウェディングは好きな時に写真が撮れます。
結婚式を挙げたものの、ビーチフォトを撮るのが夢だった場合、挙式から1年後に沖縄で写真を撮ったという方もいます。
また、妊娠中で好きなドレスが着られなかった授かり婚のカップルや、再婚だからと結婚式は控えたカップルなどさまざまなカップルがフォトウェディングを利用しています。
結婚式や披露宴となると、何か月も前から綿密な打ち合わせと準備が必要になります。
しかし、フォトウェディングの場合は、ロケーションや予算などの希望、ドレスや衣装の打ち合わせくらいでそれほど事前に決めておかねばならないことはありません。
そのため、結婚式を挙げるよりもずっと手間がかからなくなります。
せっかくきれいなドレスや衣装を着ても、写真を撮影するだけのフォトウェディングでは、多くの人たちに晴れ姿を披露することはできません。
衣装を身にまとい、きれいにヘアメイクを整えてもらうと、この姿を親や友人たちにも見せたかったと思うこともあります。
中には親や兄弟などと一緒に撮影してもらえるスタジオもあるので、希望がある場合には事前にその旨を伝えておきます。
スタジオの外に出て撮影する場合は、自然光の入り具合などで思うような仕上がりの写真が撮れない場合もあります。
炎天下での撮影では、汗が流れてメイクが崩れてしまう可能性もあれば、太陽の光がまぶしくて思うような表情を作れない時もあります。
特に沖縄でのフォトウェディングでは、青い海と空をバックに写真を撮りたいと考えているカップルが多くなります。
しかし、天候だけはどうすることもできないため、スケジュールによっては屋外での撮影が難しくなるケースがあります。
悪天候の場合に、どのような写真を撮影できるのか、また滞在中の他の日程に変えることはできるのか事前に確認しておいた方がよいでしょう。
親や親戚、友人など多くの人に晴れ姿を見せることができ、相手を互いの親戚、友人に紹介することができます。
大勢の人たちに祝福してもらえる良い機会となります。
また、ゲストの前で結婚を報告することで、結婚をしたという実感を高め、これからの時間を共に過ごしていく決心を強めることもできます。
結婚式や披露宴に招かれるゲストは、ご祝儀を包むこととなります。
費用がかかる一方で多くのご祝儀をいただけることも披露宴を挙げるメリットの一つです。
披露宴を挙げるまでには決定事項や準備事項が多く、多くの時間と手間がかかります。
また、会場を貸し切り、料理や引き出物などの用意や、ゲストを楽しませるためのさまざまな演出には高額な費用がかかります。
ゲストの選定時に、どの人を呼んでどの人を呼ばないか、会社関係の人付き合いから友人関係までゲストの線引きには非常に気を遣うものです。
また、披露宴の際にもゲストに楽しんでもらえるための演出を心がけ、自分たちのことだけでなく周囲にも気配りが必要となります。
フォトウェディングは、好きな時に好きな場所で自由なアイディアで写真を撮れることから人気が高くなっています。
写真はいつまでも記念として残るものになります。楽しい2人の雰囲気を切り取ったような写真は、自由に撮影できるフォトウェディングだからこそ生まれてくるものなのかもしれません。
しかし、結婚式や披露宴を挙げることによるメリットもあります。
それぞれの良い点、悪い点を理解し、どちらが自分たちに合うスタイルなのかを良く考えたうえで選択することが大切です。
※このサイトは、個人が調べてまとめたものです。最新の情報は各スタジオのホームページなどを参考にしてください。